未来23-004

COVID-19国内流行に伴い、マスクの流通が滞り、購入が困難な患者・家族が散見されるようになった。院内の売店、自動販売機も欠品となり、納入についての目途が立たない状況となった。飛沫感染防止対策として、マスクの着用は重要であることから、代用品を考案し、着用を促す必要性が生じた。そこで、キッチンペーパーを使用した簡易マスク作成・使用を考案し、ICCでの承認を得た。マスクの作り方の手順書を作成し、事務を含むコメディカル職員で空き時間にマスク作成を行い、マスク購入ができない患者・家族へ院内入館時に配布した。購入できない患者・家族には、次回来院時には手順書に沿って作成するよう協力を依頼した。簡易マスク配布は物流が安定するまで6ヶ月程度実施した。

マスク不足時の工夫

「感染看護の未来へ」トップに戻る