第23回日本感染看護学会学術集会

会長挨拶

2015年より開始された特定行為研修において、看護師が医師の手順書により実施できる特定行為の中には、「感染兆候がある者に対する薬剤の臨時の投与」といった感染看護の実践に直接影響する行為だけでなく、人工呼吸器からの離脱のように間接的に感染リスクを減少させる行為も含まれています。今後、特定行為研修の修了者が増加する中、特定行為研修への理解を深め、特定行為が感染看護実践の質の向上にどう貢献するのか、特定行為の実施のみならず、特定行為研修の受講による実践への影響も含め、参加者の皆様と討論する場になればと考えております。皆様の御参加を心よりお待ちしております。

第23回日本感染看護学会学術集会
会長　岡田　忍（千葉大学大学院看護学研究院）

オンライン学術集会について

配信期間

ライブ配信：2023年8月26日（土）、27日（日）　終了しました
オンデマンド配信：2023年8月28日（月）9月4日（月）から配信します～10月15日（日）

オンデマンド配信について新たに参加を受け付けます。申し込み方法は参加（視聴）方法についてをご参照ください。
（ライブ配信を申し込まれている方は、オンデマンド配信も視聴できますので、申し込みは不要です。）

参加（視聴）方法について

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参加希望の方は事前に事務局までE-mailで申し込み、参加費をお振込みください。
お申し込みに使用されたE-mailアドレスに、オンデマンド配信のリンク及びID・パスワードをお送りします。

オンデマンド配信の申し込み・振込期限は9月29日（金）です。

参加費

会員：7,000円、非会員：8,000円、学生：無料（学部学生、専門学校生に限ります）
京葉銀行　本町支店　普通預金口座（411-3652771）
加入者名　第23回日本感染看護学会学術集会　代表　岡田忍

【重要なお願い】
参加費を振り込んでいるにも関わらず事務局から振込確認のメールが届いていない方は、何らかの事情で、事務局にメールが届いていないと考えられます。
メールアドレスがわからないと学術集会のオンデマンド配信にログインするためのIDとパスワードをご連絡することができませんので、お手数ですが、今一度
事務局
kansenkango23@outlook.jp
までご連絡ください。

プログラム

（敬称略）

2023年8月26日（土）

10:00～10:05 開会あいさつ
10:05～10:10 参加者へのお願い
10:15～11:05 会長講演
特定行為と感染看護実践
　演者　岡田忍（千葉大学大学院看護学研究院）
　座長　渡部節子（湘南医療大学保健医療学部看護学科）
11:15～12:25 特別講演
特定行為も実施しながら地域で暮らす人々の生活を支援する高度実践者の育成
　演者　佐伯昌俊（千葉大学大学院看護学研究院）
　座長　岡田忍（千葉大学大学院看護学研究院）
12:25～13:30 お昼休み
13:30～14:50 口演発表1
　座長　三橋睦子（国際医療福祉大学福岡看護学部）
  • 一般演題1　新型コロナウイルス感染症病棟における看護実践能力の構成要素
    　吉住静香（東京都立大塚病院）
  • 一般演題2　新型コロナウイルス感染拡大禍における救急看護師の困難感に対するサポート体制への認識
    　島田歩弥（北里大学病院循環器内科）
  • 実践活動報告3　A病院手術室におけるCOVID-19患者手術感染対策の取り組み
    　荻上（臼井）優香（神戸市立医療センター中央市民病院手術部）
  • 実践活動報告4　HIV感染症治療専門外来における経路別感染予防策を要する患者のトリアージ体制の見直し
    　陳麻理（国立国際医療研究センター病院）
15:00～16:45 シンポジウム1
特定行為研修修了後の実践の変化
　座長　佐藤ゆか（前愛知医科大学看護学部）
　　　　印田宏子（花王プロフェショナル・サービス株式会社）
シンポジスト
  1. 高齢者施設・在宅等における特定行為実践の報告と今後の課題
    三浦利恵子（佐藤病院）
  2. 在宅の現場での特定行為の実践やコロナでの変化
    篠原久恵（訪問看護ステーションレジハピ）
  3. 特定行為の有無にかかわらず患者にとってのコンフォートを目指す看護
    相川理沙（東京さくら病院）
  4. 創傷における特定行為を含む看護実践
    鈴木由加（千葉県循環器病センター）
16:45 閉会
17:00～18:00 オンライン懇親会

2023年8月27日（日）

9:25～9:30 参加者へのお願い等
9:30～10:50 口演発表2
　座長　宮里智子（沖縄県立看護大学）
一般演題5　特別養護老人ホームにおける足白癬および爪白癬の罹患状況とケアについての実態調査
　花山遥香（下総精神医療センター）
実践活動報告6　地元の高校生と高校教諭を対象とした手指衛生教育実践の取り組み～リンクナースが主体の地域活動の推進～
　飯干恵子（元 青梅市立総合病院看護局）
実践活動報告7　手指衛生向上に向けた栄養科での手荒れ対策教育と評価
　河瀬員子（立川中央病院）
実践活動報告8　中心静脈カテーテル関連血流感染防止ラウンドに取り組んで
　窪田恵子（厚生連高岡病院看護部）
11:00～12:15 教育講演
真菌による病気の話－病院に潜むワナ
　演者　亀井克彦（石巻赤十字病院感染症内科、千葉大学真菌医学研究センター）
　座長　鈴木明子（城西国際大学看護学部）
12:15～13:15 お昼休み
13:15～15:00 シンポジウム2
特定行為研修修了者への期待
　座長　脇坂浩（浜松医科大学医学部看護学科）
　　　　城戸口親史（富山県立大学看護学部）
シンポジスト
  1. 在宅サービス利用者の期待
    三保浩一郎
  2. 特定行為研修修了看護師の育成と期待～病院・施設看護管理者としての立場から～
    中野博美（台東区立台東病院・台東区立老人保健施設千束）
  3. 特定行為研修修了者への期待～医師の立場から～
    森澤雄司（住友商事株式会社・住友商事診療所・一般社団法人感染防止教育センター）
  4. 特定行為研修を終了した看護師に対する期待
    筒井俊博（前：社会福祉法人恩賜財団済生会滋賀県病院／現：日本看護協会看護研修学校）
15:00 閉会あいさつ

お問い合わせ先

ご不明点がある場合は事務局までお問い合わせください。

第23回日本感染看護学会 学術集会事務局

千葉大学大学院看護学研究院内
〒260-8672 千葉市中央区亥鼻1-8-1
E-mail：kansenkango23@outlook.jp
学会HP：http://www.jsncic.jp/